飲酒運転容疑に問われていたスティーブン・シューメーカーは、誰も車で送ってくれる人がいないので自宅から約25マイル離れた裁判所に歩いて向かうことにした。午前9時半に裁判がスタートするため、それまでに到着できるよう夜明け前に出発したが……その日は気温32℃を超える暑い日だった。
シューメーカー(33)は運転免許証も無く、車も持っていなかった。このためまだ薄暗い中を裁判所に向かって歩き始めたが、到着したのは予定時刻を大幅に遅れたその日の午後3時半頃だった。なぜなら、彼は道中で脱水症状となり、病院で治療を受けていたからだ。
予定時刻になっても法廷に現れないシューメーカーに対し、エドワード・グイード裁判官は逮捕令状を出していたという。しかし、事情を知った裁判官は判決を7月まで延期することを改めて決定した。
グイード裁判官は「歩いて来たということはつまり……今度は歩いて自宅に帰るということですからね」とコメント、延期決定をためらったことを明らかにしている。
この日、国選弁護人のアンソニー・アダムス氏がシューメーカーを車で自宅に送り届けた。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081213411106.html
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でもこれでも(飲酒運転の)容疑は晴れなかったということ。そもそも運転免許証も車も持っていなかったのに、何を動かしたんでしょう?
そりゃ歩いて無実を訴えたくもなりますわ。
その道のりは約40キロ。次はせめて自転車でどーぞ。